三重の育児男子ハンドブック改訂版
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家事・育児への普段の関わり方は?仕事と家庭の両立は? 平野さん(子ども1歳双子) 出勤前に洗濯や朝食の準備、子どもの着る服の準備をしています。夜は子どものお風呂から寝かしつけをしています。休みの日はなるべく子どもを連れて出かけて、妻が自分の時間を持てるようにしています。大庭さん(子ども3歳、2歳) 子どもたちの入浴や寝かしつけ、食器洗いをしています。毎日、妻に子どもの様子を聞くとともに、妻自身の今日のことも聞いて気持ちを理解できるようにしています。水越さん(子ども6歳、4歳) 家事の分担ははっきりと決めないようにしています。決めてしまうと、できない場合に「できなかった…」となってしまうので…。また、「今日はパパがいい」など子どもから突然のリクエストもあるので、その時々に合わせて対応しています。また、妻とは予定だけでなく、子どもや仕事の話をしてお互いの状況を共有しています。横井さん(子ども3歳、1歳) 我が家では、「家事・育児の貯金制度」を取り入れていて、飲み会や出張の時は、貯金を取り崩すことになります。貯金が貯まってくると、妻から「飲みに行ってもいいよ」などと言ってくれることもあります(笑)知事 皆さんの関わり方で、共通しているのは細かくコミュニケーションをとって、子どもの日々の様子を確認されているところです。子育てから一旦(報告、連絡、相談)を密にし、業務を「見離れてしまうと、戻りづらくなるので、日々の状況を細かく共有することは大事だと感じました。大庭さん 育休中に家事・育児は自分のペースでできず、時間がない中で効率的に動くことの重要性に気づきました。復帰後も、家庭、仕事ともに優先順位をきちんと決めることを心掛けています。仕事においては、ほうれんそうえる化」することも心掛けています。水越さん 社長や同僚に子どもと家庭の状況を話すようにしています。家庭の状況もわかってもらっているので、急に子どもが熱を出したなどの時にも対応してもらいやすいです。 職場で互いの状況を知っていると、助け合えると思います。横井さん 毎日の仕事のスケジュールを管理することは当然ですが、月ごと、年ごとでもスケジュールを考えています。毎年、この時期は忙しいなどわかっていることもあるので、閑散期には休暇をとるようにしています。28これまでの「ファザー・オブ・ザ・イヤーinみえ」の受賞者など「みえの育児男子」の皆さんに、家事、育児の関わり方や仕事との両立などについて語っていただいた。自らも子育て中の知事も参加し、日常生活の工夫や悩みまで本音でトーク。ャルト-ク

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