三重の育児男子ハンドブック改訂版
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他のパパに聞いてみたいこと大庭さん それは私も悩んでいます。飲み会はなるべく一次会で帰るようにしています。子どもに対しては、「飲み会」ではなく「お茶会」を子どもと一緒にしたりしています。 子どもの発熱などの際、夫婦どちらもどうしても仕事を抜けられない時などの対応はどうされていますか。横井さん ファミサポに登録しており、対応をお願いしています。平野さん 職場でしっかりサポート体制をとっていただいており、急な休みにも対応してもらっています。知事 子育ては個人ではなく、社会や職場も含めてするものだと考えています。子育て中の方でなくても、事故などで社員が突然出社できなくなることもあります。そうした時でも、対応できる体制をつくることが重要です。県としてもしっかり啓発していきたいと思います。子どもの1歳半検診に夫婦で参加したことです。この時は子どもの成長を夫婦で共有できたので良かったです。平野さん1カ月間取得しました。子どもができたとわかった時点で上司に相談したことで、いろいろと協力してもらうことができました。知事 皆さん、大きなことをするのではなく、ちょっとした努力や工夫をされて、両立されています。家庭に限らず職場でもちょっとした工夫をすることが重要だと感じました。水越さん 社内の男性で初めて育休を 妻に自分の時間を持ってもらいたいのですが、妻も時間があるとついつい家事をしてしまうようです。どうすれば、妻が自分の時間を持てるのでしょうか。横井さん 私は妻の誕生日にコンサートのチケットをプレゼントするなど、出かけなければいけない状況をつくるようにしています。 家事では、買い物を担当し大庭さんていますが、インターネットを利用するなど手間をかけないようにして、空いた時間で子どもを見て、その間に妻には自由な時間を持ってもらっています。横井さん 出張や飲み会で家にいないことが多い時に、妻や子どもへフォローや気持ちをどのように伝えればよいか悩んでいます。※ファミサポとは…「育児の援助を受けたい人」と「育児の援助を行いたい方」を会員として組織し、地域における子育てを支援する相互援助の会員組織(有償ボランティア)。詳細はお住まいの市町にお問い合わせください。※29家事・育児・仕事… 三重県知事と4人のパパによる  休暇の使い方として良かったのは、育児男子スペシ

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