【いつか起こる災害のために】3兄弟ママリアル「防災バッグ」の中身、大公開!伊勢市危機管理課さんのアドバイスもあり!
1月は「防災とボランティア」の月
1月17日は「防災とボランティアの日」、そしてその前後の1週間は「防災とボランティア週間」とされています。
この期間は、1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに生まれたもの。震災後、多くの人が助け合ったことで、災害時のボランティア活動や防災の準備の大切さが広まりました。
さらに、2024年1月1日には石川県能登地方で大きな地震が発生したことや、いつくるかわからない南海トラフ地震のことなどなど・・・皆さん防災への関心は高いのではないでしょうか。
こうした震災はいつ起こるか分からないからこそ、日頃からの備えが家族の安心につながると思います。
「備えあれば憂いなし」
まさにその言葉通り、備蓄品や避難用グッズを用意しておくことが大事。
そこで、防災グッズの見直しをみんなでしたい!と思い、私IKEDAのリアル防災バッグの中身を大公開+見直し!
最後には、伊勢市の防災などに携わっている伊勢市危機管理課の担当者さんから、防災バッグの準備のアドバイスもいただきました!
準備はしてるけど、これで大丈夫かな・・・?と思っているそこのママパパ、
忙しくてなかなか準備できていないというママパパ!
ぜひこの機会に一緒に見直し&準備をしましょう!
【防災バッグ】中身の全貌はこちら!
ざっくりと全体でこんな感じ。本当にリアルなので写真映えしていないのはお許しください。(笑)
ここには写っていませんが、災害時は備蓄品セットの中にある防災頭巾をかぶり、このセットを持って避難予定です。
バッグの容量、重さ
ポケットたくさんの大容量リュックは、レプリカのミリタリーリュック。こんなに大きなリュックでも入りきらなかったので、サブバッグも使うことに。サブバッグは、夫に三男を抱っこしてもらって持ってもらうシミュレーションをしています。
気になる重さを図ったところ、2つ合わせて約10kg。
我が家は避難場所がとても近いので、まだなんとか走れるかも・・・ですが、通常はどのくらいの重さがベストなのかも気になりますね。
【防災バッグ】中身の詳細
- 水
- 缶詰、食料
- 飴、甘味保存食
- 使い捨てスプーン
- お金
- 通帳、印鑑
- 身分証、母子手帳
- 紙、ペン(筆談やSOSが書けるように)
- ハサミ、カッターナイフ
- ミニタオル、バスタオル
- ひざかけ
- 簡易保温シート
- おんぶ紐
- 懐中電灯
- 軍手
- ウェットティッシュ、ティッシュ
- 簡易トイレ
- 歯ブラシ、カミソリ
- スプレータイプのシャンプー
- 怪我用の救急セット
- 生理用品
- ワセリン
- マスク
テレビで見たり、SNSで見たり、と自身で集めた情報を元に準備したので、あっているのかどうか・・・
また、見直してみると、賞味期限が再来月までのものがあったり、簡易トイレ多すぎるかも?寒さ対策するものがないかも!という気づきもありました。「見直してよかった〜!」と改めて実感しました。
大切なのは「それぞれに必要な物の把握と準備・定期的な見直し」
伊勢市危機管理課の担当者さんにいただいたアドバイスはこちら!
非常持ち出し品は、
人によって必要な物が異なる
例えば、家族で持病があるなどで服用している薬がある場合は、持出品のリストに入れておく必要があります。(災害時には必要な薬がすぐに手に入らない可能性があるため)
飲食料についても、家族にアレルギー等ある場合はそれに対応した物を準備する必要があります。
通信手段として、スマートフォンを継続的に使えるようにするにはモバイルバッテリーも必要です。
日頃から準備・点検する
いざというときに期限がきれているということも。
使用期限などを定期的に確認しておくことも必要です。
非常持ち出し品は、人によって必要な物が異なるので、日頃から、準備・点検することで使用期限を確認するだけでなく、内容も必要に応じて更新する必要とのこと。
子どもの年齢によっては、おむつやおしりふき、ミルク、おんぶ紐なども必要になりますよね。
子どもの成長によって、中身や量を点検・確認していきましょう!
持ち出し用防災バッグだけじゃなく備蓄品も大切
大災害が起こると、市やボランティアさんなどの支援を受けるまで時間がかかってしまいます。その時に必要な食糧やストックなどの備蓄品が重要になってきます。
伊勢市では、このような「備蓄品目標リスト」や「想定される災害情報」なども載っている「子どもと保護者の防災ハンドブック」が配布されています!
伊勢市のホームページからダウンロードもできるので、ぜひチェックしてくださいね。
また、今回は伊勢市を例に挙げましたが、その他の地域でもそれぞれの取り組みがあると思いますので、ぜひこの機会に、お住まいの市のホームページなどを確認してみてくださいね。
また、今回アドバイスをくださった伊勢市 危機管理課さんにはこのような体験施設も!
防災を学べる施設「伊勢市防災センター」
伊勢市防災センターは、防災について、子どもから大人まで楽しく学べる体験型学習施設です。
https://www.city.ise.mie.jp/bousai_kyukyu/bousai/sonae/bousai_center/index.html
ぜひ、「見て」「体験」して防災に関する知識や技術を身につけ、「もしも」の災害に備えてください。
こちらはご家族やグループなどで、気軽に防災や災害に関わる体験ができるとのこと。
当日の受付でお申し込み可能とのことですが、予約状況によっては難しい場合があるようなので、事前に電話等でご確認くださいね。
※建物は防災センターと消防本部との併設になっています。
施設名 | 伊勢市防災センター |
住所 | 伊勢市楠部町159番地1(倉田山公園内) |
電話番号 | 0596-25-5719 |
公式ホームページ | https://www.city.ise.mie.jp/bousai_kyukyu/bousai/sonae/bousai_center/index.html |
我が子も遠足で何度か訪れていますが、帰ってくるたびに「ママ、煙のときはハンカチでお顔をおさえてしゃがむんだよ〜!」など、他にもさまざまな知識をいっぱい教えてくれます。
大人も子どもも、いざ!という時のために、”準備”して”知っておく”ことが大事ですね。
いかがでしたでしょうか?これを機会にみなさんもグッズを見直したり、防災について調べてみてくださいね。
もし、「このグッズが役立ちました!」「我が家はこれも用意してます!」などあれば、ぜひワイヤー三重InstagramのDMにて教えてください!
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