【家族のために】【子どものために】パパ友デビュー!のススメ

4月になれば、新年度が始まりますね!

入園や、入学、あるいは進学、節目節目で子ども達に訪れる環境の変化は、ママパパにとっての環境の変化でもあります。

そうです、パパママ友デビュー!

PTA役員、アルバム委員など、園や学校関係のものから、ママ友グループラインや、親子の親睦を深めるための集まりなど、プライベートなものまで、新たにコミュニケーションの場が広がります。

そこは、まさしくママ達の主戦場!

というのは昔の話。園の送り迎えやPTAに参加するパパ、昔よりずいぶん多くなりました。

ママ達は比較的、横のつながりというママ友コミュニティを形成するのが得意ですが、

パパ達はどうもそういうつながり、苦手ですよね。

入学(園)式や卒業(園)式の父兄の待機時間に、子ども達の話で盛り上がるママ達のそばで所在なさげにたたずむ孤独なパパの光景。象徴的です!

待合室でのママパパの様子

かくいう私もパパ友デビューで苦戦した苦い思い出があります。
子を持つ親同士、親睦を深めて、子ども達の健やかな成長のために情報を共有し合うという重要な使命。
忙しいママ達からの、不安と期待を背中に受けて父兄行事に参加することになる新米パパ達に送る、実践的なパパ友構築アドバイスです。

※僕の経験に基づくものです。参考の一つとして活用してください。

ワイヤー三重編集メンバーで
3児のベテランパパ
子育ては永遠の謎
MITSUHASHIがお送りします。

1.こども園(保育園・幼稚園)編

子ども達の園生活に関わるママパパの活動は、主に送迎です。
園に子どもを預けるという性質上、送迎は、基本出社前と仕事終わりの帰宅前になります。
送り時、会社に遅れないように、迎え時は、閉園までに連れて帰るように、パパの多くは、送迎共に
2~3分程度の時間との勝負になります。その間にコミュニケーションを築かないといけません。

・趣味の通じるパパを見つけよう

子どもの話題だけでもランチ時間を過ごせるママとは違い、
パパ同士では、子どもの話題のみでは1分と持ちません。
そこは無理をせずに、自分の趣味を話題にして関係を築きましょう。

・短い時間で相手パパの趣味を探る

送り時の子どもを園の部屋に入れて先生に体温や持ち物の報告等をする時や、迎え時の数分のブランコタイム。
その数分がチャンスです。他のパパの趣味を探りましょう。
季節を絡めた挨拶等で、自然にアプローチするのが有効です。

相手の趣味を探る季節の挨拶事例

趣味\季節
花見酒の季節ですね。今日も暑いですね!キンキンに冷えたやついきたいですね 
つり(春に釣れる魚)の季節ですね(夏に釣れる魚)の季節ですね
アウトドア今日なんか休みだったら、山登りに最高なんですけどね!今日なんか休みだったら、川でBBQでしょう!
野球選抜初出場の○○高校いいですね!県予選、うちの母校、まだ残ってますわ。
趣味\季節
秋味(季節限定缶ビール)がそろそろですね熱燗いっときたいですねー
つり(秋に釣れる魚)の季節ですね(冬に釣れる魚)の季節ですね
アウトドア(迎え時)虫の音色と夜の焚き火。いい季節になりましたね。今年は雪、いいんじゃないですか?
野球(注目の選手)ドラフトどこ取るでしょうね。特になし

このような挨拶に対する、相手の反応次第で同じ趣味同士は通じるかと思います。

正直、面識のないパパに向かって、いきなりはハードルが高いでしょう。
そこは、家族作戦。ママからママ友へ、子どもから子ども友へ、「パパっておうちで何してるの?」みたいに聞いてみたりして、相手パパの趣味等、探りを入れておきましょう。

車が趣味な人同士は、駐車場で一気に関係を築けそうですね。

パパの趣味は家族ぐるみで楽しむことも多いです。家族同士の関係を築くのにも適した手段と言えるでしょう。

2.小学校編

小学校でのパパ友構築のチャンスといえば、PTA活動と体育発表会(運動会)でしょう。

PTA活動はLINEグループから

パパは、おそらく子ども達の未就学時には、父兄のグループラインに縁がなかった方も多かったと思います。小学校に入学すると、PTA役員に選ばれることで、各PTA委員会のグループラインに入ることになるでしょう。
グループラインの中から、気心知れたパパ友の関係を築くことが可能です。
年に数回の各委員会ミーティングで話し合う機会がありますので、非常に関係を築きやすい場になるでしょう。

委員長に立候補

少し頑張れる方は、委員長に立候補しましょう。PTAは本部役員でなければ、委員長も委員もそれほど労力は変わりません。(※経験談)主な作業は学校で聞いた作業の各委員へのラインでの伝達です。学校と、父兄と相互のコミュニケーションが取れるので、子ども達の学校の様子も把握できるし、一気にパパレベルが上がります。

最近、共働きの家庭の問題や、地域のコミュニケーションの変化により、PTAの存在自体の必要性が問題になっています。
ですが、PTAがあるうちは、父兄や子どもとのコミュニケーションを自然に築けるありがたい組織だと思って前向きに活用するのも1つの方法です。

体育発表会(運動会)

最近の体育発表会(運動会)は、コロナ禍を経て、父兄の参加する種目がなくなりました。
つまり、一昔前のように、元気なパパ達が大活躍して盛り上がる場がなくなってしまったのです。
父兄はオーディエンスとして定着した令和の体育発表会で、パパ友コミュニケーショを築くにはどうしたらいいのか。学校行事の中でも、非常にパパの参加率が高いのが体育発表会です。そして、かなりの高確率でカメラ撮影を担当をするのもパパです。

ここは、カメラ担当としての役割をうまく活用してパパとの関係を構築しましょう。

パパ同士で撮影チームを編成する

例えば、徒競走は①「スタートダッシュ」②「抜きつ抜かれつ緊迫の競争シーン」③「ゴールシーン」の3つの主要ポイントがあります。

パパ3人で協力して各々の子供達の「スタートダッシュ」は一人のパパが、競争している動画をもう一人のパパが、そしてゴールシーンをもう一人のパパが撮影。

あとは、それを互いにLINE等で送り合って、我が子達のダイナミックで立体的な徒競走のシーンフォトを作り上げましょう。

その他、ダンシング玉入れや、集団のダンスにしても、子供達の静止画と動画で楽しみたいもの。また、ダンスは座ってゆっくり見ている人たちが我が子を目の前で見れるように踊るポジションが目まぐるしく変わります。

そのようなポジションチェンジ対策のためにも各方向にパパを配置して、チームとして撮影するのが有効でしょう。

このような、チームプレーによる撮影、そのデータを共有し合う、お互いのやりとりがパパ達のチームワークと関係性を築き上げ、お互いの子供達を見守っていける関係を構築していけるのです。

以上です。いかがでしょうか?

上記は、一例に過ぎません。

他にもPTAの活動中や、授業参観、父兄参加のレクリエーション等、パパが参加する場面は多く登場するでしょう。

3.最後に

ここで大事なのは、パパ友デビューと言ってもあまり気負わないことです。
趣味や気心のあう友人が子どもきっかけでできたら嬉しい。→その結果として、子ども同士や家族同士の関係が良好に築けたらいい。くらいの楽しい気持ちでトライしてみましょう。

子どもを中心に考えてママ友コミュニティを形成できるのは、やはり母性のあるママ達のなせる技です。

「パパが楽しい」から始めるパパ友形成のやり方は、ずるいかも知れませんが、子どもは「パパやママが楽しい」が好きです。

子どもの小さい頃に色々な行事で、一緒にいろいろな思い出を残せる機会なんてほんのひと時です。

ぜひパパデビュー・パパ友ライフをエンジョイしましょう。

パパ友エンディングイラスト

  

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